特徴の概要

開空間広型
(かいくうかん こうがた)

 へんとつくりが存在する文字などで、その間にできた上下などが開けた空間のことを「開空間」とよびます。開空間が広い、つまり普通へんとつくりの間隔が離れている場合、開空間広型にあたります。

特徴の解釈

 へんとつくりの間を「気宇」といい、ものごとを取り入れまた送り出す、循環する空間だと考えます。ここが広いということは、いろいろなものごとが入ってきて、いろいろなものごとが出ていくということです。それらを受け入れるだけの器の大きさも併せもち、人望に厚い人であると考えられます。お金も集まりやすく、福相です。経営者によくみられる特徴でもあります。

この特徴をもつ偉人

上杉謙信(1530~1578)
 越後国の大名で、武田信玄の宿敵。戦や政治だけでなく産業や文化にも通じており、性格は義理堅かったといわれている。

アドバイス

 いろいろなものが入ってきますが、取捨選択できるスキルもまた重要です。全てを鵜呑みにしてしまっては、破裂してしまいます。

注意点

 「槻」「渕」といった文字では判断できません。