開空間狭型
(かいくうかん きょうがた)
へんとつくりが存在する文字などで、その間にできた上下などが開けた空間のことを「開空間」とよびます。開空間が狭い、つまり普通へんとつくりの間隔が狭いかほとんど密着している場合、開空間狭型にあたります。
へんとつくりの間を「気宇」といい、ものごとを取り入れまた送り出す、循環する空間だと考えます。ここが狭いということは、外から来るものに対して防衛的な姿勢が強いということになります。自分の世界に没頭できるため、職人気質、あるいは特定分野のスペシャリストになる素質があると考えられますが、基本的には気宇の狭さは人望のなさにつながるので、好ましくありません。技術者や研究者の他、画家などにもよく見られる特徴です。
へんとつくりの間を広く取ることを意識して、大物になりましょう!
「槻」「渕」といった文字では判断できません。