縦線下部長突出型
(たてせんかぶ ちょうとっしゅつがた)
縦線が他の点や線と比べて下方向に長く伸びている場合、縦線下部長突出型にあたります。「様」では木へんの縦線や、つくりにある10画目の縦線で判断することができます。
縦書きにおいて、下方向へ伸ばすのは自然な流れであり、通常はそういう書き方がされますが、普通では飽き足らないほど長く伸ばしていれば、そこに活動力や意欲の高さを見ることができます。何事も平凡や普通では満足できず、10に対して12や13、あるいはそれ以上のエネルギーを要する仕事ができるタイプ。そして、普通というレベルを超えるために絶えず努力を続けることのできる人物です。
普通の人は活字通りの長さで書きますが、会社の中でも地位の高い人は普通より長めに書く傾向があるようです。「レベル以上」を心掛ける、その心構えを買いたいものです。