右ばらい長型
(みぎばらい ちょうがた)
右下方向への「はらい」が非常に長い場合、右ばらい長型にあたります。「様」の場合、14画目(最終画)のはらいの長さが判断材料になります。
多くの場合、右のはらいは字の最終画に当たります。このような突出は「もっと、もっと」という心境を表したものですが、伸ばすこと自体が計算ずくだった左ばらいとは違い、右ばらいはそれでおしまいであるため、「もっと、もっと」と没入的にはまっていくような心理につながります。よって、感動しやすく、物事にもどんどんのめり込んでいくタイプであると考えられます。
自分の信念、思う方向に人以上に打ち込みやすい傾向があり、その是非を当人として把握しておきたいところもあります。