左ばらい長型
(ひだりばらい ちょうがた)
左下方向への「はらい」が非常に長い場合、左ばらい長型にあたります。「様」の場合、3画目のはらいの長さが判断材料になります。
右のはらいは字の最終画にあることが多いですが、左はそうでないことがほとんどです。はらいを長くするほど次の画に移動する距離が長くなってしまい、書字の効率は悪くなってしまいます。にもかかわらず左ばらいを長くする人には、目立ちたい華やかな心があると考えられます。勢いよくはらって長くすれば、それだけで華やかな文字になります。しかし、ただ長ければいいというものでもありません。どれくらい長いと美しいのか。それを無意識のうちに計算する「美意識」を持っている人物で、スター性があるといえます。
派手好きなのが災いして、お金を浪費しがちです。手遅れにならないよう、自制の心を磨きましょう。