特徴の概要

転折丸型
(てんせつ まるがた)

 「口」の2画目のように、線を書きながら折れ曲がる部分のことを「転折部」といいます。転折部が丸まっている場合、転折丸型になります。

特徴の解釈

 現在において、漢字のもっとも基本的な字体は楷書です。楷書は漢字の世界の社会規範のようなものだと考えられます。きちんとした角の部分は楷書の象徴ともいうべき美しいところですが、速記には向きません。何度も文字を書いた人が自己流の軽い書き方を見つけて、それが転折丸につながりました。そのため発想力が豊かで、ユーモラスで明るく活動的な人物像が浮かび上がります。

アドバイス

 夢見がち、あるいはルーズな人だと思われてしまうかもしれません。程よく角を意識して、引き締めましょう!

関連のある筆跡特徴の例