特徴の概要

連綿型
(れんめんがた)

 線の終わり(収筆部)と次の線の始まり(起筆部)がつながっているような書き方を連綿型といいます。線が切れていても、気持ちがつながって書かれている場合は連綿になります。楷書に対して、行書や草書に近い書き方であるといえます。

特徴の解釈

 小学校教育では、書き方の指導は一貫して楷書、つまり連綿のないもので、連綿のある行書が教育に出てくるのは中学校以降の書道教育においてのみです。にも関わらず書き方が連綿になる理由は、連綿になった他の人の文字を見ているからです。連綿の書き方を好む人は、感化されやすい人。つまり、感受性が高く情に厚い人であると考えることができます。

アドバイス

 情に厚いあまり、情に流されやすいです。そのせいで、「頼みごとをされたらいやでも断れない」ような、損な体験をすることになるかも。